台南榕樹日記

ficusmicrocarpaは榕樹(ガジュマル)の学術名。台湾の古都、台南にある榕樹がシンボルの大学での語学留学の日々の記録。

6月22日 再回去台南

花巻空港の出発ロビーで17時50分台北行きタイガーエアーを待ちながら今これを書いている。約3ヶ月ぶりの日記だ。書かなければという気持ちはあったものの、課題に追われる毎日で、台南生活を楽しむ余裕がなくなってしまい、書けなくなってしまっていたのだ。暮らしにすっかり慣れて日常になってしまい、新鮮さがなくなってしまったのもある。まだ春なのに連日30度を超す暑さで体の疲れがなかなかとれなかったのこともあるだろう。

その私的には超ツラかった春季コースを終え、ぶじ進級もして、月曜から始まる夏季コースは、D班とよばれる下から4つ目の中級。課題もグンと減るらしいし、奨学金など関係ない私は最低限の授業だけ取ればいいのだけど、前の過酷な3ヶ月の気分が抜けきれず、今少しプレッシャーを感じている。

C班で同じクラスだった、台湾での大学進学をめざす日本人18才のAちゃんは一足先に台南入りしていて、LINEのメッセージをくれた。Aちゃんとはまた同じクラス。先生は若い可愛い感じの人とのこと。怖いおばさん先生だったら、クラスを変えてもらおうと思ってたので、一安心。選択授業で一緒だった、むちゃくちゃ賢いベトナム人の女の子、中南米悪ガキ3人組の2人も同じクラスとのこと。平均年齢低そう。私保護者的ポジション?そして、みんなけっこうしゃべれる。Aちゃんもお母さんは台湾人。日常会話まだまだなのは私だけかも。これもまたプレッシャー。でも、同學たちからも学べるのだ。前向きにとらえなくては。

私はもともと台湾の歴史や文化、映画や音楽などのカルチャーに興味があったのに、そういった話しのできる人があまりいないことや学べる環境がないことがちょっと不満だった。が、今月から台湾の歴史や文化を日本語で学べる月1回のかなり本格的な勉強会に参加することになった。「言語交換」できる台湾人の友達もできた。基本はいちおう身につけたということで、これから始まる3ヶ月はより自分らしく、興味のあることをとおして中国語を学べるように意識していこう。あとで後悔することがないように。