台南榕樹日記

ficusmicrocarpaは榕樹(ガジュマル)の学術名。台湾の古都、台南にある榕樹がシンボルの大学での語学留学の日々の記録。

2月23日 考試快要來了

今日は土曜日なのに、来週の2月28日が台湾の祝日なので、その補講として授業があった。期末試験が来週からはじまり、27日水曜日には冬期が終わる。あっと言う間の3ヶ月だった。

小班のクラスの休憩時間、老師が教室を出たあと、スワジランドのJちゃんが、「みんなで先生にプレゼントをしない?」と提案してきた。台湾人の老師に台湾で買ったものを贈って喜んでくれるかなと思ったけど、スワジランドの19才の女の子のせっかくの提案だ。「先生は猫が好き」と言うと、タイのSちゃんが「じゃあ、マグカップがいいんじゃない」と提案してきた。老師はスターバックスのかなり使いこんだ大きなカップに入れたコーヒーを授業中も飲んでいる。猫のマグカップを贈るということになり、面倒見のいいSちゃんが買うことになった。が、期末試験がもう始まっているし、休日は明日の日曜日しかない。「私も街に出たときいいのを見つけたら、写真撮ってLINEに送るね」と言っておいた。ついつい自分の母国語か英語で話してしまっていた私たちだったけど、3ヶ月経ってこれぐらいの会話は中国語でするようになった。

寮に帰って少し勉強したあと、気分転換もかねて、最近毎日のように通っている後甲黄昏市場に夕飯のおかずを買いにT-Bikeで出かけることにした。黄昏市場の近くにあるショッピングモール〈夢時代〉には〈誠品書店〉や〈Kath Kidson〉があることをふと思い出して、よってみることにした。〈Kath Kidson〉に猫のリアルな顔が大きく入った手頃な値段のカップを見つけたので、写真を撮ってLINEに送ると、「猫あんまり可愛くないけど、カッコいい」とSちゃんからさっそく返事。オランダのIクンも同意してくれた。テニスをやっていて、FILAのトレパン姿で授業をすることもある老師だったけど、まだ20代の若い女性。イギリスのブランド物なら喜んでくれるはず。寮の隣の〈九乗九〉で猫のイラストが入ったカードも買い、「みんな中国語で老師にメッセージ書いてね」とLINEにメッセージを送った。

「宿題が多すぎる」とボヤき、老師の質問にはいつも単語で答えて、「句子!(文章で!)」と注意される、出来の悪い私たちだったけど、老師はどんな反応をしてくれるかな。