台南榕樹日記

ficusmicrocarpaは榕樹(ガジュマル)の学術名。台湾の古都、台南にある榕樹がシンボルの大学での語学留学の日々の記録。

12月26日 很多功課太辛苦了

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日本人は中国語の発音が苦手と聞いたけど、欧米人だって苦手に見える。ただ、ヒアリングは負けてる気がする。


ようやくアラームをセットした6時までぐっすり眠れるようになった。足のむくみはあいかわらず。湯船に浸かっていないせいだと思う。髪のゴワゴワギシギシは少しよくなった。台湾の水に少し慣れてきたのか。日本の水道水は軟水なのに、台湾のは硬水だから、台湾に来た日本人はまず髪のトラブルに悩むらしい。そんなこと知らなかった。

授業の時間割が決まり、1週間のスケジュールが立てやすくなった。が、出かける予定を入れる余裕がない。宿題がたいへんなのだ。

たいしたことやってるワケではない。発音のクラスでは、50字ほどの中国語単語と文章を声を出して読んで録音し、期日までに先生にメールで送る、という宿題が出された。さっそく読んでみたけど、正しいのか心許ない。手本が必要だよなと思ってテキストを何気に見ると、QRコードがある。IT音痴の私はふだんからQRコードで情報を読み取ったりなんてことはしない。読み取りするアプリが必要だったことを思い出して、買ったばかりのスマホにダウンロードして、テキストのQRコードを読み取ると、なんと音楽を録音してYoutubeにアップできたりするアプリが現れ、先生が吹き込んだネイティブの発音が聴けるのだった。ITネイティブが大学生の今の日本の大学もすでにこういう感じなんだろうけど、いちいち時間がかかってしまう。

寮の近くにある大学の体育館で毎日夕方から卓球の練習をしていると小耳にはさんだので、夕食のあと寄ってみた。地元の年配の卓球愛好家や、ガチでやってる学生の選手が思い思いに練習していた。案の定、おじいちゃんが私を見つけると、「日本人か」と中国語で声をかけてきた。学生証を見せて、あとは身振りで卓球をしたいと伝えると、使ってないラケットを探してくれたが、あいにく見つからず。英語が話せる女性が通訳してくれて、毎週月曜と水曜に練習していて、おじいちゃんはいつもいる。次に来るときに、あなたのために古いラケットを用意する、と言ってくれた。感謝。

来台して2週間。中国語の聴き取りがまだまだだし、語彙も少ないから言いたいことが伝えられないし、宿題もこなすだけで精一杯。お店でものを買うときは少し慣れてきた。今は我慢のとき。目の前のことをひとつひとつ、完璧じゃないけど、やっていくしかない。