台南榕樹日記

ficusmicrocarpaは榕樹(ガジュマル)の学術名。台湾の古都、台南にある榕樹がシンボルの大学での語学留学の日々の記録。

1月18日 期中考結束了

期中考(中間テスト)が終わった。テストと聞くと、条件反射で拒否反応をおこしてしまい、どんよりとした1週間だった。それほど勉強したわけじゃないけど、結果は上出来だった。ふだんから宿題と予習復習をしていたからだ。テストは評価され選別される機会というより、自分の実力を知ることができる貴重な機会なのだ。学生時代もこんなふうに考えて、ふだんから楽しみながら勉強していたら、もっと違った今があったかもしれない。

課題も明らかになった。ヒアリングがダメなのだ。私はやはり耳が良くない。聴き取りが苦手なので、会話も躊躇してしまう。ペーパーそこそこ、でも、会話イマイチ、という英語と同じパターンになってしまわないように、これから意識して勉強していかなくては。

木曜日から朝の8時10分から10時まで、4,500元追加で払って、一對一というプライベートレッスンも入れた。こうでもしてとにかくネイティブの中国語を聴いて話す状況をつくらないと。先生はグループレッスンと同じZ老師。優しくて熱心だし、気心の知れた先生なのでよかった。

グループでも「郁子(ユーヅー)はどう?」と質問されることはもちろんあるのだけど、私がすぐに反応できないのを分かっているので、突然当てたりすることはない。まずは、下のクラスで基礎から学んできた若い子たちに当てて、最後の方に順番がまわってくる。

が、一對一ではそうはいかない。ちょっと長い質問をされて、正しい文法で答えようとすると、途中で質問を忘れてしまい、「請再說一次(もう1回言ってください)」と言って、もう一度言ってもらい、ひとつひとつ単語を並べ、やっと答えるといったかなりトホホな感じだ。でも、Z老師は優しいの辛抱強く待ってくれる。私が真面目に勉強していることを知っているからということもあるだろう。会話の勉強は先生と生徒の信頼関係が大事なんだなと思う。先生に恵まれたので、一對一も頑張ろう。

ひとつ気づいたことがある。私は高い目標があるほど、モチベーションが上がる、ということ。グループでも、選択の発音や文法のクラスでも、会話はいちばんできなくて、ちょっぴり劣等感を感じたりするけど、一つ上のクラスまで勉強することを決めたことだし、上のクラスが終わる頃には、「あれ、郁子、いつの間にこんなに話せるようになったの?」とみんなをちょっと驚かせるぐらい話せるようになっていたい。まだ勉強を始めたばかりだからと自分を甘やかさずに、これぐらいの目標を設定しよう。みんなの驚いた顔を見たときの得意な気持ちをイメージして。

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聽力がやっぱり苦手…。